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熊本地震の記憶を未来へ遺し学ぶ
回廊型フィールドミュージアム

くまモンと学ぼう!備えよう!地震クイズLEARN

くまモンと学ぼう!備えよう!地震クイズの画像

 平成28年熊本地震は、大きな地震(M6.5)の約28時間後にさらに大きな地震(M7.3)が発生したという観測史上はじめての地震となります。たくさんの家、建物がたおれたり、山などの土砂崩れなどで大きな被害をうけました。今も復興の途中ですが、熊本地震で起きたことをこれからの防災に活かせるように、くまモンと一緒に熊本地震について学んでみましょう!

問題

問題1

熊本地震は、震度7の地震がわずか28時間の間に2度発生し、マグニチュードは、前震がM6.5、本震がM7.3だった。
マグニチュード6.0と8.0では地震のエネルギーは約何倍違う?

ア)約10倍  イ)約100倍  ウ)約1,000倍

回答

ウ)約1,000倍(32倍×32倍≒1,000)

マグニチュードは1増えると地震のエネルギーが32倍になります。

問題

問題2

避難グッズを入いれた「非常用持出袋」、あちこちに置くのが良い?

ア)Yes  イ)No

回答

ア)Yes

すぐに持ち出せるよう、出口に近い場所に置いても被害状況では取り出せないことも。車のトランクや外の物置など様々な場所に置いておこう。

問題

問題3

寝ている時に地震がきてもすぐ着替えて逃げられるように、寝室のベッドの近くに大きなタンスを置いていたほうがよい?

ア)Yes  イ)No

回答

イ)No

寝ている間に地震が起きて、タンスの下敷きになる可能性が!寝室に置くなら、背の低い家具や重いものを一番下の段に入れるなどして、倒れない工夫をしよう。

問題

問題4

テレビを見ていたら「緊急地震速報」が!急いで外に逃げる?

ア)Yes  イ)No

回答

イ)No

ゆれを感じる前にテーブルの下など安全な場所に移動し、テーブルの脚をもって落下物に備えよう。

問題

問題5

家でテレビを見ていたら、緊急地震速報のあとに大きくゆれだした!あなたならどこに逃げる?

回答

まずは落ち着いて、自分の身を守ろう!机の下にもぐり、机の脚をつかもう。移動できるならものが落ちてこない廊下へ避難!
揺れが収まったら、逃げ道確保のために玄関を開けておこう。家を出るときは出火防止のために、ガスの元栓、電気のブレーカーを落とそう!

問題

問題6

うちに子どもだけでお留守番していたら大きな地震が!近くにお父さんやお母さんがいない、連絡もとれないときはどうしたらよいでしょう?

回答

お父さんお母さんがいなくてもあわてずに、前もって家族で決めていた避難所にいこう。
近所の大人がいれば一緒に行動しよう。まずは安全な場所に移動してから、お父さんとお母さんにメール等で連絡しよう。

問題

問題7

避難するとき、早く下に降りられるエレベーターと、階段どちらを使う?

ア)エレベーター  イ)階段

回答

イ)階段

揺れが収まっても大きな余震に警戒が必要!エレベーターでは乗ってる間に余震にあい、中に閉じ込められるかも。そんな時は揺れを感じたら全部のボタンを押して、止まった階で降りよう。もし閉じ込められたら、備えつけの非常用インターホンなどで、外の人と連絡をとるか、大きな声で助けを求めよう!

問題

問題8

建物から外に出て避難するときは、揺れが怖いからブロック塀、自動販売機、電柱などの陰に隠れて避難した方が安全?

ア)Yes  イ)No

回答

イ)No

ブロック塀、自動販売機は崩れたり倒れる危険があるため、近づかないようにしよう。倒壊しそうな電柱、切れた電線にも気を付けよう。

問題

問題9

避難するときの情報は、ツイッターやインスタグラムなどのSNSで確認する?

ア)Yes  イ)No

回答

イ)No

SNSなどはデマが拡散されている場合もあるので、ラジオなどで情報を入手しよう!ラジオは防災グッズに入れて準備しておこう。

問題

問題10

家族の安否が心配。連絡を取りたいときは、携帯をもっているから大丈夫?

ア)Yes  イ)No

回答

イ)No

地震発生時に電話がつながらない、つながりにくくなるばあいがあるので、電話以外の連絡方法を家族と共有しよう!
①災害用伝言ダイヤル 171 ②携帯電話の災害用伝言版 ③パソコンのメール ④携帯電話のメール など
※①②は、震度6弱以上であれば、発災後30分後くらいから利用できますが、震度5弱以下であれば、電波状況などを確認してから開設が検討されます。

問題

問題11

熊本地震では、発災直後から物資が不足し水・食料など多くの支援物資が必要になった。では、水・食料・生活必需品の備蓄は最低何日間分必要?

ア)避難物資が届くのでいらない  イ)1日分  ウ)3日分

回答

ウ)3日分 ※おすすめは1週間分

道路状況などにより物資がすぐに届かない状況になる場合も。大人が必要な水は1日3ℓで、3日分から1週間分の水、食料備蓄を心がけよう。

問題

問題12

熊本地震発災後15日間の余震は、何回だった?

ア)約30回  イ)約300回  ウ)約3000回

回答

ウ)約3000回

平成28年熊本地震では、観測史上初めて、同一地域において震度7の地震がわずか28時間の間に2度だったが、震度1以上の地震回数は、発災後15日間(2週間)で2,959回もあった。

問題

問題13

熊本県阿蘇郡西原村の大切畑(おおぎりはた)地区では、建物の9割が全壊し、9名の方が一時的に生き埋めになったが、懸命な救出活動により亡くなった方はいなかった。では、誰が救出活動を行った?

回答

近くに住む住民たち。日頃のコミュニケーションにより、住民同士が各世帯の人数等を把握していたことや、事前に救助活動の訓練を行っていたため、亡くなった方はいなかった。

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