【2023/7/14】南阿蘇村内の小中学校のみなさま

2023年7月14日(金)、熊本地震震災ミュージアムKIOKUの開館に先立ち、地元南阿蘇村の小中学校のみなさまをご招待いたしました。特別にくまモンも一緒にお出迎えしてくれました。

お越しいただき、誠にありがとうございました。

南阿蘇村内の小中学校のみなさまからのご感想(一部抜粋)

・僕が地震を体験したのは、とても小さかったころだから、覚えていることも少ないし、どんなことが起きていたかもよく分かっていませんでした。だから今日、どのようなひがいがあったのか、どんなことが大切か知れて、とてもよかったなと思いました。

・地震はいつ起こっても不思議ではないので、対策は大事なんだと思いました。近所の人たちとのつながりを大切にして、もしも地震が起きたら、まずは、自助をして、そして近所の人と助け合いたいと思いました。

・学習して、地震が起きてどうすればいいか(備えや地いきの人とコミュニケーションなど)が分かってよかったです。日ごろから近所の人にあいさつなどの小さなことからが防災につながるんだなあと思いました。

・熊本地震があって、みんな協力して復旧・復興していたんだと思った。いつ起こるか分からないから対策をしようと思った。地震がいつ来るか分からないから備えをしたい。

・じしんが来ないだろうと思うのではなくて、強いじしんが来るかもしれないと思って生活しようと思った。自分が小さいころにあったから、あまりおぼえていないけど、こういうことがあったということを忘れずにきょうくんにしていこうと思いました。

・震災当時5歳だった私はあまり地震のことを覚えていませんでした。今日、震災ミュージアムで1時25分のまま止まった時計やつぶれた車、30㎞にも及ぶ断層を見てとてもショックを受けました。あの時起こった地震は、誰も想定していなかったけど、日頃から行っていた訓練を生かして救助活動をしたという話を聞き、いつ地震が起きてもいいように日頃から備えておくことが大切なんだなと思いました。今日、家に帰ったら家族ともし地震が起きたらどうするのかを話し合ったり、備蓄を確認したいです。

・僕が一番心に残っているのは、ビデオです。今まで地震についてあいまいだったけど、分かりやすいビデオで地震の恐ろしさを知りました。それと同時に地域の人や救助してくれた人の温かさや勇かんさを知りました。これから自分は災害に備えた行動を心がけたいと思いました。

・今日、震災ミュージアムに行って一番心に残ったのは、午前1時25分で止まった東海大学の事務所の時計です。なぜかというと、その時計が残っているのも奇跡だし、その時計がとても割れて、その時どんなに地震が強かったかを教えてくれたからです。

・震災ミュージアムに行って年長さんの時のきおくがよみがえった気がします。旧東海大学も最初はつながっていたと知っておどろきました。家もくずれなかったし、たなもたおれたりしていないので、そんなにつらくなかったけど、シアターを見て、家がなくなってひなん生活はつらいなと思いました。私のおじいちゃんが地震の写真をとっていて、どんなことが起こったかは知っていても、ぐちゃぐちゃになった車を見て、心が痛くなりました。これからは自分ができるボランティアをして、生活したいです。くまモンとハイタッチできたのが嬉しかったです。

・僕は、震災ミュージアムを見学したり、ガイドさんの話を聞いて、南阿蘇村以外にもたくさん被害を受けていたことや地震のおそろしさなどを改めて知って学ぶことができました。僕も熊本地震を体験したので当時のおそろしさや不安が、ガイドさんの話からよく伝わりました。このことをいろんな人に伝えたり、熊本県の復興に少しでもこうけんして、元の熊本県の姿に戻していきたいと思いました。

・今日、震災ミュージアムに行って、地震のおそろしさをまた思い知りました。震災ミュージアムの中には、熊本地震を知らない人でも、一目で熊本地震を知ることができるところだなと思いました。また、特に東海大を見ると地震が起きた時のままなので、さらにおそろしさを教えてくれました。今日一日、地震について、さらに知れてよかったです。