活動報告

能登半島地震への支援について(その2)

この度、令和6年能登半島地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
被害を受けられた皆様の安全と1日でも早く平穏な生活に戻られますことを心よりお祈り申し上げます。

熊本地震震災ミュージアムKIOKUでは発災直後より各種支援活動を行ってきました。

①災害支援に精通したスタッフの現地派遣(2024年1月期、避難所運営支援や炊き出し)
②当施設の語り部ガイドへの能登半島地震を踏まえた教訓・学びの研修、ガイド案内への反映
③義援金募金箱の設置

今回、その続報としてその後に取り組んできた支援活動についてご報告いたします。

④復旧支援ボランティアスタッフの現地派遣(2024年3月期、被災家屋の片付け等)
⑤当施設の語り部ガイドへの能登半島地震を踏まえた教訓・学びの研修、ガイド案内への反映(その2)
⑥専門学校イデアITカレッジ阿蘇によるチャリティマルシェ開催サポート
⑦義援金募金箱にて集まった義援金の送金(計48,968円)

遠く離れた九州・熊本から微力ながらですが、今後も継続してご支援を続けてまいります。

④復旧支援ボランティアスタッフの現地派遣

発災直後よりスタッフの現地派遣・災害支援を行ってきた石川県珠洲市にて、復旧支援ボランティアスタッフとして当施設より2名を派遣し、3月5日(火)~7日(木)の3日間、被災家屋の片付けや炊き出し支援等の活動を行いました。

⑤語り部ガイドへの研修の実施、ガイド案内への反映(その2)

3月15日、④復旧支援活動を行ったスタッフ2名より、現在の能登半島現地の様子、災害復旧支援の状況等について、当施設の語り部ガイド向けに活動報告会を実施しました。
これまでも当施設では被災した時に備えての「備えの大切さ」について発信してきましたが、それに加えて「被災後の災害支援のあり方」についても来場者へ伝えていきたいと考えています。

⑥専門学校イデアITカレッジ阿蘇によるチャリティマルシェ開催支援

2016年熊本地震後、南阿蘇村に2022年に開校した専門学校イデアITカレッジ阿蘇による能登半島地震チャリティマルシェの開催支援を行いました。
専門学校イデアITカレッジ阿蘇の学生発案の企画で、能登半島の魅力や被災の現状、石川にちなんだフード(金沢おでんや五郎島金時の焼き芋)の販売、石川や南阿蘇の産品が当たるチャリティガラポン、国際学生によるカフェなどを道の駅あそ望の郷くぎのにて出店するサポートを行いました。
収益の92,502円は、今回の能登半島地震で被災した、同じく専門学校である日本航空大学校(石川県輪島市)へ寄付をいたしました。

⑦義援金募金箱にて集まった義援金の送金(計48,968円)

熊本地震震災ミュージアムKIOKUの受付にて3月末まで設置していた義援金募金箱にて、みなさまよりお預かりした義援金(29,386円)に、阿蘇ジオパークガイド協会様からの義援金(19,582円)を加えた48,968円を、石川県令和6年能登半島地震災害義援金へ寄付いたしました。